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三朝温泉って

三朝温泉の効能と歴史


世界屈指のラジウム温泉

身体の治癒力を高める「ホルミシス効果」

三朝のお湯は、高濃度のラドンを含む世界屈指の放射能泉です。ラドンとは、ラジウムが分解されて生じる弱い放射線のこと。体に浴びると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まります。 これが自慢の『ホルミシス効果』です。放射線のホルミシス効果とは、身体が微量の放射線を受けると細胞などが刺激を受けて、その働きを活性化させ、毛細血菅が拡張し、新陳代謝も促進、免疫力や自然治癒力を高めることです。三朝のラジウム泉は、人聞の身体にこのホルミシス効果を与えるとして有名であり、近年そのメカニズムが解明されてきています。メディア等にもとりあげられ、全国的な注目度も高まっています。さらに、吸うこと、飲むことで抗酸化機能が高まり、老化や生活習慣病の予防に役立ちます。また、ミネラルを豊富に含んでいますので、飲泉にも最適です。

ガン死亡率も全国の半分

1992年、三朝温泉地区の住民のガンによる死亡率は37年間の統計解析から全国平均の約1/2であるとの結果が報告され、「低線量被曝の影響を科学的に調べ直すべきだ」と提言しています。これは放射線ホルミシスの学説を強く証明するものでもあります。

三朝温泉の泉質と効能

泉 質 含放射能/ナトリウム・塩化物泉 含放射能/単純泉
効 能 気管支炎、肺気腫、慢性気管支炎、関節リュウマチ、変形性関節症、肩凝り、腰痛、神経痛、高血圧、糖尿病、痛風、慢性消化器病、肝臓疾患、胆道疾患、冷え性、婦人病、アトピー性皮膚炎、美肌効果、疲労回復、ストレス解消

「薬湯」三朝温泉の秘密

浸かってよし
リフレッシュ効果

森林浴と同じリフレッシユ効果も

森林浴をしているのと同じ清々しい気分になります。これは、放射線の電離作用によって空気が小イオン化され、マイナスイオンが発生するからです。森林浴と同じリフレッシュ効果を温泉でお楽しみください。

飲んでよし
ミネラルが豊富

ミネラルが豊富なので飲んでも効果あり

飲泉することでも体に取り込むことができます。三朝温泉はミネラルを豊富に含んだ泉質で、飲むと胃粘膜の血液量が倍加します。

吸ってよし
抗酸化機能を高める

気化したラドンを吸入する

気化したラドンは呼吸により肺に入り、血液を巡り全身の細胞などを刺激します。また、ラドンを吸うと、抗酸化機能が高まることがわかってきました。抗酸化機能とは、老化や生活習慣病の原因といわれる活性酸素を消去する働きのことです。体内から活性酸素を消去する抗酸化物質SODなどの働きが高まるといわれ、動脈硬化症の予防が期待できます。

三朝温泉ならではの愉しみ方

正しい温泉入浴法

温泉入浴マイスター「ラヂムリエ」が教えます!!

ラヂムリエとは、ここ三朝温泉の泉質でもありますラジウムとソムリエをミックスした三朝温泉についての専門家の事です。三朝温泉の歴史や泉質、温泉効果や上手な温泉の入り方などを熟知しているスペシャリストです。

1、最初はかけ湯

清潔にするためと、温度に体を慣らすために「かけ湯」をします。「かけ湯」は汚れやすい足元から湯をかけ、徐々に腹、肩へと湯をかけていきます。またはシャワーで湯をかけます。

2、浴槽はゆっくり入る

浴槽へ入るときも半身浴で慣らしながらゆっくりと入ります。これから入る湯の温度に体を慣らすためで、突然、湯に飛び込むと血圧が急上昇します。高血圧や動脈硬化症、糖尿病の人などは特に注意して入りましょう。

3、体を洗う

体が温まってから体を洗います。体が温まると古い角質も柔らかくなり、毛穴も開いて汚れも綺麗に洗い流すことができます。お化粧は、毛穴が開かないため入浴前には落しましょう。

4、適度な入浴時間

入浴時間は額や顔がほんのり汗ばむ程度が目安。汗が流れたり、動悸がするほどの長湯はやめましょう。42度以上の熱い湯は長く浸かっていると体・心臓への負担が大きくなります。熱いお湯は2~3分が目安。朝風呂は熱い湯でさっと浴びるのが良く、夜はゆっくりぬるま湯に浸かるのが良いでしょう。

5、入浴後

せっかくの薬効成分もシャワーで流すと効果が薄れます。皮膚炎を起こしてしまう人は真湯で洗い流した方が良いでしょう。

6、上がった後は

発汗により体内の水分は少なくなっています。血液が濃縮されるので水分の補給が大切です。水やお茶・スポーツドリンクなどで水分補給しましょう。また、入浴によりエネルギーの消耗や血圧の変動がありますので、体調が安定するまで30 分程度休憩をしましょう。

三朝温泉の歴史

千年に迫る癒しの古湯

発見のエピソード「白狼伝説」
三朝温泉の由来は、八百五十年以上も昔のこと。平安時代、源義朝の家来である大久保左馬之祐という侍が、年老いた白い狼に出会い、一度は弓で射ようとしますが、思いとどまり見逃してあげることに。その夜、左馬之祐の夢に妙見大菩薩が現れて、白い狼を助けたお礼に温泉の場所を教えてくれたのです。以後、救いのお湯として、村人たちの病を治したと伝わります。
三朝温泉の起源「株湯」
楠の古木の根元から湧くこの源泉は、今も現役。株湯と呼ばれる公衆浴場になっています。「六感治癒」の「味」「香」を代表する三朝温泉発祥の地です。この株湯のそばには、飲泉場が設置してあり、流れ出る湯の量は豊富でペットボトルを持った人たちが並びます。「飲泉」は、体の中を清らかにすると言われ、医療効果としても利用されています。
歴史を見つめ続けた三朝橋
温泉街の主軸ともいえる三朝橋は昭和9年に造られた青御影石造りの風流な橋。三朝大橋の名で親しまれ、たもとには三朝温泉名物、露天風呂の「河原風呂」と足湯「河原の湯」があります。その河原風呂入口に三朝小唄80周年記念モニユメン卜が建っています。昭和4年に制作された映画「三朝小唄」の主人公、男女の二人が三朝橋で寄り添う姿のブロンズ像です。

日本遺産のまち 三朝町

日本遺産のストーリーを体験する

六感治癒の三朝温泉
六根清浄のためにはまず、三朝温泉に入って身を清め、心を整え、そして翌朝に三徳山に入るのがよいとされている。三朝温泉では、ゆったりと湯治を行うことで、観、聴、香、味、触、心という「六感」が癒される。 
六根清浄の三徳山
三徳山では、神聖な山で過酷な修行をすることで、目、耳、鼻、舌、身、意という「六根」が清められる。「六根清浄と六感治癒の地」とは、人と自然が融合する日本独自の自然観を特徴的に示したストーリーといえる。
日本遺産特設ページ
三徳山に参拝する前に心身を清める場所としての拠点を担ったのが三朝温泉。平成27年度第一回の認定が行われた「日本遺産(Japan Heritage)」に「三徳山」と「三朝温泉」が選ばれました。その歴史を紹介する特設ページをぜひご覧ください。