六根清浄

「三徳山」 六根清浄とは

三徳山

美徳山と呼ばれた修験の聖地。

「神と仏の宿る山」とも称される三徳山。

その昔、三徳山は「美徳山」と呼ばれ、「自然豊かな美しい山」であることを示すだけでなく、

この地での修行が日々の喧噪を捨て、自分自身の悪い行いや心を浄化し、清めることで、

「美徳」と言われる日本人の心のありようを再生する場所でもありました。

六根清浄

「三徳山」六根清浄とは。

六根とは「眼・耳・鼻・舌・身・意」を表し、

三徳山の急峻な岩肌を登り、

荘厳な寺院に祈りを捧げることにより六根を清らかに浄化させるという考え方です。

六根清浄

耳:
道中、鐘楼堂での鐘音、読経で心を鎮める
眼:
国宝投入堂の圧倒的な存在感
原生的な自然林と一体化した建造物群
蔵王権現像を中心とした宝物群
舌:
精進料理を食し、命を頂くことを見つめ直す
山菜や栃餅、豆腐といった地産地消で食文化の豊かさに触れる
身:
体を使った行者道参拝による心地よい疲労
鼻:
お香、石楠花の香で心を鎮める
意:
修行の果てに辿り着く投入堂拝観で心の浄化

名湯と修験の道を旅する。

名湯修験する

六根清浄のためにはまず、三朝温泉に入って身を清め、心を整え、そして翌朝に三徳山に入るのがよいとされている。

三朝温泉では、ゆったりと湯治を行うことで、観、聴、香、味、触、心という「六感」が癒される。

三徳山では、神聖な山で過酷な修行をすることで、眼、耳、鼻、舌、身、意という「六根」が清められる。

「六根清浄と六感治癒の地」とは、人と自然が融合する日本独自の自然観を特徴的に示したストーリーといえる。

六根清浄のためにはまず、三朝温泉に入って身を清め、心を整え、そして翌朝に三徳山に入るのがよいとされている。

三朝温泉では、ゆったりと湯治を行うことで、観、聴、香、味、触、心という「六感」が癒される。

三徳山では、神聖な山で過酷な修行をすることで、眼、耳、鼻、舌、身、意という「六根」が清められる。

「六根清浄と六感治癒の地」とは、人と自然が融合する日本独自の自然観を特徴的に示したストーリーといえる。

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