日本遺産第一号認定六根清浄ろっこんしょうじょうと六感治癒ろっかんちゆの地
日本遺産 ロゴ
日本一危ない国宝鑑賞
「三徳山」と
世界屈指のラドン泉
「三朝温泉」へ
三徳山は、修業の場として訪れる人々の六根を清めています。
三朝温泉は、訪れる人々が湯治を行うことで六感が癒されます。
三徳山に参拝する前に、心身を清める場所としての拠点を担ったのが三朝温泉。
平成27年度第一回の認定が行われた「日本遺産(Japan Heritage)」に、
この関連性の深い「三徳山」と「三朝温泉」が選ばれました。
三徳山・三朝温泉には、深い物語が息づいています。
鳥取県三徳山・三朝温泉へ
鳥取県三朝町は、みなさまに意外と近い便利な街です。
日本遺産を体験する
六根清浄ろっこんしょうじょうと六感治癒ろっかんちゆは、人と自然が融合する日本独自の自然観
三徳山
六根清浄ろっこんしょうじょう
- 耳:
- 道中、鐘楼堂での鐘音、読経で心を鎮める
- 眼:
- 国宝投入堂の圧倒的な存在感
原生的な自然林と一体化した建造物群
蔵王権現像を中心とした宝物群 - 舌:
- 精進料理を食し、命を頂くことを見つめ直す
山菜や栃餅、豆腐といった地産地消で食文化の豊かさに触れる - 身:
- 体を使った行者道参拝による心地よい疲労
- 鼻:
- お香、石楠花の香で心を鎮める
- 意:
- 修行の果てに辿り着く投入堂拝観で心の浄化
三朝温泉
六感治癒ろっかんちゆ
- 聴:
- 渓流のせせらぎや下駄の音の心地よさ
- 観:
- 昭和風情を残す町並みや登録有形文化財
大綱引きジンショを体験することで童心に帰る - 味:
- 山菜や栃餅、古酒などの地産品を食し、食文化の豊かさに触れる
- 触:
- 温泉療法、昭和文化に触れる
- 香:
- 入浴時の湯の香りに心を癒す
- 心:
- 現代湯治によるココロとカラダの休養
名湯と修験の道を旅する。
六根清浄のためにはまず、三朝温泉に入って身を清め、心を整え、そして翌朝に三徳山に入るのがよいとされている。
三朝温泉では、ゆったりと湯治を行うことで、観、聴、香、味、触、心という「六感」が癒される。
三徳山では、神聖な山で過酷な修行をすることで、眼、耳、鼻、舌、身、意という「六根」が清められる。
「六根清浄と六感治癒の地」とは、人と自然が融合する日本独自の自然観を特徴的に示したストーリーといえる。