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正善院は、平成24年(2012)3月9日に発生した火災で内仏殿及び庫裏が全焼しました。
焼失した正善院を含む境内地は、国の名勝及び史跡三徳山の構成要素であり、正善院もその一部であることから、国・鳥取県・三朝町の支援を得て、明治期の姿に復元されました。
平成25年度から令和元年度にかけて行われた復元工事では、鳥取県の名勝に指定されている「正善院庭園」も併せて修景整備が図られました。
焼失前と同様に復元した正善院「池の間」からの往時の眺めは、鳥取藩主池田公も観賞したと伝えられ、池庭を全景に樹林越しに重要文化財三佛寺文殊堂を借景としていたようです。